槍、行ってきました!2012.9.15-18 丹後ワンダーフォーゲル部 槍ヶ岳(新穂高ルート)memory
2012.09.20 Thursday
槍ヶ岳。
雑誌やTVやらで見ては
イイなー
イイぜーと、憧れていた槍に。
登り終わって無事帰って、自分の撮った写真を見てると、
あー、登ったんだなーっと、イイ感じのムズムズ感がこみ上げてくる。
山ってすばらしい。
大型の台風が接近していて、天候が心配される中、
それでも期待を胸に雨の京丹後を出発した。
東に進めば進む程に天候は回復していたように思う。
実際、天候はどうだったのかっていうと、ご覧のとおり。
これ以上ないくらいのお天気に恵まれ、とにかくサイコー。
山中で出会った神奈川からこられたご夫婦から言わせると、
長野だけ晴れていたらしい。
何に感謝して良いやら。
ほんと、ありがとござます。
サイコーといえば、
今回の歩行距離、
時間、
荷物の重さ、
ついでに僕の体重も過去サイコー。
穂高連峰を右手に見ずーっと眺めなら、
あれいったんだー、やばーとかいながら、
時にワイワイ、
時に黙々と歩いた。
双六小屋では、夕食だけいただき、
揚げたてのサックリした天婦羅に、
屈指の生ビール。
持参した焼酎もほとんど飲んでしまう。
山がマジカルなら、
山小屋はミステリアス。
翌朝、別人のように目が腫れ、
文字どうり別人の称号を得た。
真夜中。
自分のいびきか、
風ではためくテントの音かはさだかでない轟音で目が覚め、
あせって外を見てみたら、
そこには満天の星空が。
おかげで泥酔から立ち直れた。
双六小屋から槍ヶ岳まで、
西鎌尾根を通る稜線歩き。
眺めがエクセレント。
山がすごいんだ、ほんと。
なんだかんだ結構ハードで、
キッツーってなってたけど、
自分だけじゃなくみんなでキッツーってなりながら登れるのが、
仲間と登る山の醍醐味。
槍の穂先。
近くで見るとめっちゃでかい。
柳D氏は高所恐怖症で、
行くか行かまいか散々悩んでたけど、
なんだかんだちゃんと上れてた。
よく頑張ったねー。
槍の山頂。
風が強くて狭い上に、
足場が悪く、
断崖絶壁。
上がってきた女の人がつまづいてヨロけたのを見て、
心臓吐き出しそうに。。
そういえば、今回の山行でご来光を見ていない。
ご来光はすごく素敵だが、でもそれだけじゃないなと思えた山行でもあった。
槍ヶ岳山荘でダラダラ酒飲むのが夢だったけど、
翌日の天気予報が思わしくなく、
槍平小屋まで下り、午前中に下山するプランに変更した。
道のりの長さと疲れから、
樹林帯のなかに山小屋の幻覚がみえる小屋ビョーが大流行り。
小屋が見えた!ってなった後の、やっぱ違った・・は
心にかなりのダメージを負う。
この日は約12時間の長い道のりだった。
今回の丹ゲル槍参加メイツたち。
大先輩を含むオニーサン、オネーサンたちである。
皆さんのおかげで憧れの槍ヶ岳に登ることができました。
ほんとにありがとうございました。
丹後ワンダーフォーゲル部
バンザーイ!
バンザーイ!!
バンザーイ!!!
また、行きましょー!
mao