蘇武岳BCツアー memory

2011.03.29 Tuesday

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    昨年度で神鍋名色スキー場が閉鎖されたと聞いた時、すこし寂しかった。

    テレビにしろマンガにしろ、最終回ってのがきらいなんだ。

    ガキのころから何度も行ったことのある親しみのある場所がなくなるってことはとても寂しい。

    でも名色はなくなったわけではなかった。。

    最高のバックカントリーフィールドとして生まれかわったのだった。。



    2011.03.27

    蘇武岳BCツアー


    パーティーはボーダー3人、山スキーヤー2人、テレマーカー1人の
    6人パーティー。

    今回、ぼくはボードで参戦。

    前回の氷ノ山をテレマークで攻め、

    ほぼ転がりながら下山するというスパルタ修行の後、

    実力からして、テレマークでのバックカントリーツアー参戦は、

    余りにも無謀すぎたと判断。(実際行く前から親父に無謀だからやめとけといわれていた。)

    当面はゲレンデで練習する事に。。

    コースを案内してくれたのはテレマーカーのMt.fujiさん。

    最近の遊星舎のイベントではおなじみのお方。。

    毎週末のように丹後・但馬のスキー場や

    バックカントリーフィールドに姿を現す根っからの山好き。

    なんだかんだ今回初セッションとなったしんのすけくんは、

    寝坊したにもかかわらず紅茶を作った上、

    先に集合場所に到着し用をたすつわもの。。

    前回の氷ノ山から参戦のこもりにいさんもねっからの雪山好き。
    ライディングもすばらしい。

    毎回思うのだが、山好きってちょっとかわってておもろいひとが多い。

    天気は予報どおり曇り。

    雲の隙間から青い空がちらちら。

    コンディションは最高。

    西脇から来られる今回初参戦のつのださんご夫妻と

    8時にゆとろぎ温泉のある道の駅で合流し、名色スキー場跡へ移動。

    荷物を詰め替え車2台で万場スキー場へ。

    この日の万場スキー場はシーズン最終日で春料金。

    一日券が3000円(万場のみ)、山頂リフトまでが1400円。

    下山予定が14時だったのでテレマークの練習もしたいし・・

    ということで、思い切って1日券を購入した。

    前日・前々日の積雪で雪の状態がすばらしく期待が膨らむ。

    万場のパトロールに登山届けを提出。

    おじさんたちも笑顔で送ってくれた。

    山頂リフトへ。



    山頂からの景色もすばらしい。

    山からの景色は朝10時くらいまでが一番なのだとか。

    確かに。



    ハイクアップ開始9時。

    最初は林道をとおり、

    途中ショートカットして旧登山道を行くため林に入った。



    木の枝からフカフカした雪が舞っていた。

    その光景がなんとも心地よい。

    雪が表面にしか積もっていないからスノーシューさばきもいい感じ。



    さわやかにいさん。

    サッカーのひとらしい。。



    雪の森。

    ナルニアっぽいなぁ。



    このショートカットコース、

    かなりいいんですが、

    いきなり行くと迷ってしまう可能性大なので、

    何度も来たことのある人と一緒でないかぎり通らないこと。

    じゃないと迷ってさんざんさまようか、最悪は遭難事故になりかねない。



    森を抜けると林道へ。



    八伏山まで見える。



    日が照って雪がまぶすぃ。。

    でも、これがまたきれいなんだぁ。。



    この辺りは積雪が結構あり、

    スノーシュー部隊でトップを交代しながらラッセルして進んだ。

    蘇武岳PEAK、かっこよく撮れてるね。

    近そうにみえてこれが結構遠い。



    変な看板。。



    動物が好きっぽい色で横断歩道つくりまして、願わくば使ってくれたらいーかなー!?みたいなことが書いてある。

    適当なうえにつかみどころがない看板だけどキツネがいい。

    peakへ。



    すごく良いシーンだなぁとおもって撮ったのに完全にブレとる!

    わしのバカバカーっ!!!



    12時30分、PEAK到着。

    自然をあいてにする遊びは奥が深い。

    だからおもしろいのだとおもう。

    天候は勿論、道具や知識や経験、よいパートナーがいないと楽しめない。

    ふじさん、ええ仕事してくれて。

    本当にありがとうございます!!!

    妙にさわやかです。



    つのだ氏、ピーク到着!イェー!!



    はるみ氏、ピーク到着!!ナイススマイル!!



    とりあえず、蘇武岳参加者全員で無事登頂、ばんざーい!


    この日のランチは男飯。

    はやい・うまい・かるいがポイント。



    あんまりのんびりしてると冷え切ってしまうのでさっさと食べて、

    いよいよ、この日の一本目をいただくことに。

    はるみさんが撮影してくれました。



    林道を少し戻り名色スキー場のある備前山へ。

    途中すべったりのぼったりが続く。

    ここも迷いやすいので要注意。

    そういえば自分の写真がない。。

    ぼく、こんなかんじです。



    パウダージャンキー、八北の暴走族の異名を持つつのだ夫妻。

    リスペクトです。

    つのだ氏のお年をきいてみなびっくり!

    日々のトレーニングと体力づくり欠かさないそう。

    こういうかっこいい大人に出会えると感激する。

    さらにリスペクトです!

    14時、名色山頂リフト到着。

    いよいよ最後のご褒美。。

    メインディッシュの準備。





    いってらっしゃーい!!






    皆さんをおくりだした後、
    僕も続いた。
    オーブンバーンの手前でみんながとまっているところを、
    そのままつっこんだ。。
    目の前に広がる真っ白なオープンバーンには動物の足跡すらない。
    気の向くままに、
    とにかく気持ち良いと思うラインを描きながら加速しつづける。
    止まる理由もないし。
    最高だった。
    気持ちよすぎて自然とほえていた。

    人生最高の一本だったと思う。




    この一本のためにこの日があり、

    長いハイクアップの末のこの一本。。

    こうして、みんなハマっていくのだろう。

    バックカントリー最高ッ!!!!!!!


    つのださん提供、今回のルートマップはこちら。



    今回参加してくださった皆さん、

    ありがとうございました!

    ほんとサイコーでしたね〜

    今年は雪もまだありそうだし、まだまだいけますね。

    また、行きましょー!!

    当日の写真等、おくっていただけたら

    このブログにもアップさせてもらいます!

    info@useisha.comまで。

    3.29 つのださんより 画像いただきました。














    というわけで、

    遊星舎では今まで以上にバックカントリーウェア&ギア、

    ガンガン押していきます!!

    テレマーク、山スキー用品、スノーシュー、ビーコン、スノーショベル、
    プローブなどなどバックカントリーに絶対必要なアイテムカタログ等、
    遊星舎店頭にてご用意しております。
    なんでもご相談ください!

    ウェブへの商品UPも随時行っていきます。

    興味のある方、ずっと一人でいかれてた方、

    ぜひ遊星舎にあそびに来て下さい!

    というわけで、早速ですが4月10日若狭氷ノ山BCツアー参加者募集します!!

    詳細は後日。。

    参加お問い合わせは

    outdoor&organic life style 遊星舎
    〒6270032
    京都府京丹後市峰山町浪花6番地
    tel/fax:0772-62-0159
    e-mail:info@useisha.comまで。

    なんでもお気軽にお問い合わせくださいネ。

    蘇武岳BCツアー タイムテーブルです。

    2011.03.24 Thursday

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      こんばんわ。

      ケツがいたくてすわれない今日この頃です。

      早速ですが3月27日 万場スキー場〜蘇武岳〜名色スキー場後BCツアー詳細です。

      当日のタイムテーブルは下記になります。

      京丹後市市役所前駐車場 7:00 出発

      万場スキー場駐車場 8:00  合流

      万場スキー場 8:30  リフトで山頂へ。

               9:00   蘇武岳へ

              10:30   蘇武岳ピーク

              12:00   名色スキー場跡 下山

      途中、昼食をとるか下山後にするかは天候や状況をみて判断します。
      安全を第一ニ考え状況に応じて中断またはコース変更することもあります。


      装備:バックカントリー装備一式。(スキー、スノーボードを含む)、行動食、昼食、リフト代、緊急避難用具。

      レスキュウ保険(遭難時の捜索費用保険)に加入されてない場合は加入してください。

      当日の事故や怪我については、あくまで個人の責任とし、こちらは責任をおえません。あらかじめご了承ください。

      晴れたらいいですネ!!

      catch you up soon

      氷ノ山 東尾根 バックカントリー memory

      2011.03.09 Wednesday

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        2011.03.06. 氷ノ山国際スキー場〜東尾根コースバックカントリーツアー

        実はこれ、開催を決定した時、私はテレマーク経験ゼロ。

        当日もボードで参加予定だったが、

        ゲレンデでテレマークデビューした感触が意外とよく、

        これならいけるんじゃないかと安易に望んだのだった。

        結果、いうまでもなくぼこぼこにいわされてしまった。。

        雪質もあるとあるものはいうが、

        そうだとしてもあそこまで滑れないとは思いもよらず、

        さらには、ハイクアップでもいわされ、足がいうことをきかない。

        波乗りなんかもそうだけど、

        簡単じゃない遊びってとてもおもしろい。



        私が市役所前の駐車場へ到着したとき、

        すでに4人のメンバーが到着していた。

        メンバーは全8名。

        ボーダー5人、テレマーカー3人。

        それにしてもよくこんなに集まったものだ。

        丹後ってところには意外と好きものが多いと見える、私も含めて。。

        出発時間をすぎても1名まだあらわれなかった。

        いつも時間にいちばんうるさいMr.Fuji。。

        この日のコース案内役をかってでてくれたのに。

        なんでや。。。

        電話をかけた。

        と、しばらくしてつながった。

        「オハヨォーゴザイマス。。」

        おもっきり寝とるやないかい!!

        しかも、ぐずっている。。

        問答無用。

        他のメンバーとともにMr.Fuji宅へ向かいピックアップすることに。

        以後、気をつけていただきたい。

        出石をぬけ二時間ほどで氷ノ山国際スキー場へ到着。

        駐車場は意外と空いていた。



        準備を整え、メンバーの簡単な紹介を終えて出動!

        リフトを2本乗り継いでパトロール小屋へ。

        ちなみにリフト台は一人500円でした。



        登山届けを提出、天気は曇りではあったが、

        そのまま夜まで降らずにもつとの天気情報入手。

        山頂付近はガスっているが大丈夫ですとのこと。

        ボーダーはスノーシューをセット、

        テレマーカーはつぼ足で東尾根登山口へと移動開始。



        数日前からの雪で40cm程の積雪があり、

        しょっぱなはラッセルしながらのスタート。

        トップをスノーシューで固めてもらう。。

        ラッセルはかなりハードなので、トップは交代しながら進むのが基本。

        私は後方からつぼ足で。



        予想外の積雪の多さにコース変更を考えたが、

        後から来たパーティーに先を譲り後をついていくことに。

        それにしても最初の杉林はものすごい急登。

        体温が一気にあがり汗だくだく。

        東尾根非難小屋に到着したころには、すでに太股あたりに異変が。

        テレマークツアーデビューの私はここで板にシールを装着。

        どの程度効くのか、やはり気になる。

        シールを装着後、前を歩き出したのだが、

        張り方がわるいのか、前から後ろから、すぐに止めがはずれてしまい、

        思うように歩けない。

        そう簡単にはいかないようだ。

        途中こけたりすべったり。

        歩行が安定していないので、やたらと腕に力が入る。

        しんどいやないか。。

        古千本でついに板を脱ぎ、つぼ足にもどる。

        同じくテレマークツアー初参戦のF氏はシールでのぼり続ける。

        この人、とても根性があっておもろい。



        にいさん、ねーさんからはどことなく余裕が感じられる。

        さすがです。



        山頂に近づくにつれ、視界がわるくなっていった。

        真っ白な霧の中、ラッセルの跡だけをたどってひたすら登る。

        運動不足のせいか足が非常におもい。

        一歩あがるたびにビキビキっと痛む。。

        あったかくなったら走らんといかんなぁ。

        大体去年よりウェイトが10kgちかく増えてるってののも問題ある。

        風のせいもあるが、標高があがるとさすがに登っていても寒い。

        途中、じじばばの団体に遭遇した。

        めちゃくちゃ元気。

        さすがです。

        小さな林を抜けるた先に三角の屋根が。



        まさに頂上。

        目標がはっきりすると気持ちからだも体も軽くなる。

        予定より遅れること1時間、

        ようやく頂上非難小屋到着。

        とりあえずみなさんでばんざーい!!



        あしパンパンでちょっぴり心が折れそうになりましたが、

        メンバー全員で無事山頂到着。

        小屋でのランチ。

        山でのめしは最大の楽しみの一つ。

        色々悩んだ結果のランチメニューはこちら。



        ・EPIの超軽量固形燃料ストーブであたためたホットワイン

        ・カキのスモークの缶詰

        ・ベーコンフランス

        ・あんずのドライフルーツ。

        私的にバランスがいい感じでした。

        カキのスモークがクリーミーな味わいで◎、さらにワインで流しこむと◎。

        ご馳走様でした。

        小屋の中といえどじっとしていると体が冷えてくる。

        食事を終え、コーヒーをのんで出動。

        ついに、ご褒美の時間。

        それーとすべりだしたが、様子がおかしい。

        板がおもうようにコントロールできない。。

        うまくまがらないし、止まらない。

        しかも足がぷるぷるしてる。

        こけると雪にめりこんで起き上がるのも一苦労。。

        ボード部隊は気持ちよさげにイェ〜とかいいながら降りていく。。

        私は聞いてないよ状態でころげながらくだる、こける。

        そんなわけで下りはいっぱいいっぱいすぎて撮影できず。。

        みんなの気持ちよさそうに滑る姿を映したかったのだが。。

        メンバーの方でこれ見てる方、よろしければ下記まで画像を送ってやって下さい。。

        info@useisha.com

        もっとうまくなっていつか氷ノ山にリベンジしてやると誓う私だった。

        みなさん、またいきましょーねー!!


        と、早速ですがお誘いです。

        3月20日、内山ブナ林スノーシューで散策します。

        この日はガイドさんつきなのでガイド料が発生します。(2000円)

        スノーシューをお持ちでない方はレンタルもありますので、

        事前に遊星舎 0772−62−0159 までお早めにご相談ください。

        集合時間、場所等は後日参加者に連絡いたします。

        3月27日 蘇武岳ー名色スキー場跡バックカントリーツアー予定してます。

        参加希望の方はinfo@useisha.com

        もしくは0772−62−0159(遊星舎)

        遊星舎店舗スタッフ(京丹後市峰山町浪花6番地)

        までお問い合わせください。


        最後に、岩手・宮城・福島地方の大地震で

        被災された方々の迅速な救出と亡くなられた方々のご冥福をこころより

        祈ります。

        RICE PAPER 88  2011 冬 No.27

        2011.03.08 Tuesday

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          ドシドシと新しいカタログ達が届いております。

          いよいよ年度が変るってかんじがします。

          そんな中、RICE PAPER 88 2011 冬 No.27 届きました。

          この号から遊星舎もちっちゃくですが、広告を掲載させていただきました。



          少数ですが、creative culture media Ljとともに

          遊星舎に設置してます。

          近辺に設置店があまりないので、欲しい方は遊びにきてくださーい。



          最新入荷情報です。

          HAGLOFS LIM JACKET 入荷しました。



          販売価格 ¥42000−

          LESS IS MORE:最小優良志向L.I.Mシリーズのレインジャケットです。夏季のレインウェア、冬季プロテクションウェアとして通年使えます。背面の丈が長く取ってあるので、サイクリングでも使えます。GORE-TEX PACILITE使用で重量は300gと超軽量。肩のパネルを最大限に利用し、生地の縫い目を少なくする事で軽量化を実現。DWR撥水加工。視界確保のためにドローコードで調節可能なフードを装備。チンガードには肌触りの良いフリースを使用。止水ジッパーを配した胸ポケット。片手で調節可能な裾のドローコード。立体裁断の袖。伸縮性のあるカフスにはサムホールを装備。夜間の視認性を確保するためリフレクターを装備。極限のアウトドアアクトを可能とする一着です。
          ●重量:300g
          ●サイズ:S , M , L , XL , XXL
          ●素材:GORE-TEX PACLITE
          ●カラー:OXIDE GREEN

          店舗在庫と併用のため、すでに完売している場合があります。ご了承ください。

          ※こちらの商品はメール便対応しておりません。

          ご質問のある方はinfo@useisha.com

          もしくは、0772-62-0159まで。

          なんでもお気軽にご相談くださいネ。

          氷ノ山国際ー東尾根ルート バックカントリーツアー タイムテーブル

          2011.03.05 Saturday

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            いよいよ明日です。

            氷ノ山には、少し雪も積もっている様子。

            天候もよくなりそうだし、

            おもしろくなりそうですね。。

            メンバーは8名。

            うち、テレマーカー3人、ボーダーが5人。

            みなさん、よろしくお願いしまーす。

            楽しみましょー

            peace

            2011.03.05 mao




            朝晩は寒いですが、お昼は日が差していいお天気がつづいてますね。

            遅くなりましたが、2011.03.06氷ノ山国際:東尾根コース、 
            バックカントリーツアーのタイムテーブルを作ったので、
            当日参加される方、検討中の方は参考にしてください。

            6:00 am 京丹後市市役所前駐車場集合 出発

                ↓  2h30min

            8:30 am 氷ノ山国際スキー場  登山届け提出、リフトで上がる。

                ↓  30min

            9:00 am パークリフト 東尾根 登山道入り口よりハイクアップ開始。

                ↓  40min

            9:40 am 東尾根非難小屋 

                ↓  2h30min

            00:10 pm 氷ノ山山頂  昼食。

                ↓

            1:00 pm 滑走開始 下山。

                ↓

            3:30 pm パークエリア 


            ・基本的に、スノーシューもしくは、テレマーク、山スキーなどのバックカントリー装備できてください。

            ・山頂でのランチと行動食、非常食等も忘れずに。山岳保険や山岳救助保険に加入されてない方は、加入しておいてください。

            ・安全を第一に考え、天候や山の状態をみてコースやタイムテーブルを変更する場合があります。

            ・車は乗り合いで交通費割り勘です。

            ・参加費はありません。

            その他、ご質問があれば下記まで。

            〒627-0032
            京都府京丹後市峰山町浪花6番地

            outdoor&organic life style 遊星舎/GREEN LAB. office

            tel/fax:0772-62-0159

            e-mail:info@useisha.com

            担当 にしき 携帯 080-6157-4718



            peace



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